派遣社員としてはたらきながら、ふと収入面で不安になることはありませんか?
そんなとき、副業で「もうひとつの収入の柱」を持っていれば安心ですよね。

また副業はスキルアップもできるので、将来のキャリアアップにもつながります。
それに、派遣は正社員よりも時間に融通がきくので、副業はやりやすいと思っています。

この記事では、派遣事務の経験を活かした副業の具体的な始め方と、両立のコツをお伝えします。

この記事を書いたのはこんな人
  • 派遣社員として6年以上の実務経験あり
  • 時給1,300円→3,200円へのキャリアアップを実現
  • 派遣と並行してクラウドソーシングでの副業を複数経験

副業でスキルを磨くことがキャリアに効く理由

派遣として複数の職場を経験していく中で、「自分にはもっとできることがあるのに…」と感じる場面がありました。

担当できる業務の範囲が決まっているのは派遣のポジションではよくあることです。
そこには負担少なめで仕事をこなせるというメリットがある反面、スキルアップやキャリアアップに不安も抱きやすいかもしれません。

そこで副業です。
副業の一番の価値は、収入よりも「実績」にあると思います。

派遣では担当できない業務や、自分の裁量で進める仕事を副業で経験することで、職務経歴書に書けるエピソードが増えます。

それが次の案件選びや時給交渉にも活きてきます。

副業を始める前に確認すること

派遣元の契約を確認する

副業を始める前に、派遣会社との契約内容を確認しておくことが大切です。

「副業禁止」と明記されているケース、「申告すれば可」という条件付きのケース、特に制限がないケースなど、会社によって対応は異なります。

曖昧なまま始めるより、担当営業に直接相談するのが確実です。
「派遣先と競合しない業務であれば可」という形で認めてくれる会社も増えています。

税務面も把握しておく

ざっくりいうと、年間の副業所得(収入から経費を引いた額)が20万円を超える場合、確定申告が必要になります。

クラウド型の会計ソフトを使えば初心者でも対応しやすいです。
副業で使うパソコンや通信費は経費として計上できる場合もあるので、領収書の管理も始めておくとよいです。

派遣事務の経験を活かせる副業の選択肢

事務代行・オンライン秘書

派遣事務のスキルがそのまま活きる副業です。

データ入力・請求書作成・メール対応・スケジュール管理など、派遣の現場でやってきた業務と近い内容が多く、即戦力として動きやすいです。

特にExcelスキルがあると活躍しやすいです。
関数を使ったデータ整理・集計、ピボットテーブルでのレポート作成など、「Excelが得意な事務代行」として打ち出すことで、他の応募者との差別化になります。

クラウドソーシングサイトでも案件数が多く、初めての副業として入りやすい選択肢です。

資料作成・デザイン

PowerPointや提案資料の作成スキルがある方には、企業の営業資料・製品パンフレット・プレゼン資料の制作という副業があります。

パワポの操作スキルとあわせてデザイン力と構成力も求められますが、派遣先でそのあたりも経験があればいけると思います。

単価は案件によって幅がありますが、長期の継続案件につながりやすいジャンルでもあります。

Webライティング

派遣事務で培った業務知識を活かして、ブログ記事や解説コンテンツを執筆する副業です。

最初は単価が低めですが、実績が積み上がるにつれて条件が上がりやすいジャンルです。
派遣の勤務スケジュールに合わせて単発で受けられるのも特徴です。

クラウドソーシングでの単発業務

データ整理・リサーチ・簡単な資料作成など、短時間で完結できる案件がクラウドソーシングサイトには豊富にあります。

派遣の繁忙期は少なめに、余裕がある時期に集中して取り組むというペース配分もしやすいです。

実績ゼロからクラウドソーシングで仕事を取るコツ

最初の一件を取るまでの動き方

クラウドソーシングで副業を始める場合、最初にぶつかるのが「実績がないと応募が通りにくい」という壁です。

応募形式の案件にたくさん申し込みながら、実績以外で選んでもらう理由を作ることが大切です。

わかりやすいのは、相場より安い価格を提示することです。
「この人に頼む理由」を自分で作るということです。

けん
けん
私が最初に通ったのは、会社の製品紹介パンフレットの制作案件でした。
相手が提示している金額より安くやりますと伝えたのが決め手だったと思います。

最初の一件が取れれば、あとは少しずつ積み上がっていきます。

コンペ案件はポートフォリオ作りにも使える

実績が少ない時期に有効なもうひとつの手段が、コンペ形式の案件への応募です。
コンペでは実績ではなく実力で判断してもらえます。

ただその分応募者も多いし、その中にはハイレベルな方もたくさんいらっしゃいます。

ですがもし採用されなくても、コンペ用に作った資料はそのままポートフォリオとして使えますし、他の応募者の作品も見て勉強できます。
なのでコンペ案件にもぜひチャレンジしてみてください。

実績が積み上がると長期案件につながる

最初は単発の小さな案件からのスタートでも、実績が積み上がるにつれて継続案件の声がかかりやすくなります。
派遣の業務と近いジャンルの副業であれば、本業のスキルアップにも直結します。

けん
けん
私は最終的に、企業の営業資料をパワポで作る長期案件をいただけるようになりました。
派遣の仕事にも近かったので、副業をやりながらスキルが上がっていく感覚がありました。

派遣と副業を両立させるコツ

派遣先の仕事を最優先にする

副業に時間を取られて派遣先での仕事の質が落ちては本末転倒です。

派遣先での評価が下がれば、時給交渉や契約更新にも影響します。
副業はあくまで「派遣の仕事をきちんとやった上で」という前提で取り組みましょう。

時間枠を決めて動く

「帰宅後の2時間」「週末の午前中」など、副業に充てる時間をあらかじめ決めておくと続けやすいです。

決まった枠の中で行う方が集中力が増します。
また心身ともにパワーを消費しにくく、派遣の仕事との両立だけでなく、プライベートの両立もうまくいきます。

スキルアップにつながる副業を選ぶ

単に稼ぐことだけを目的にするより、「このスキルを伸ばしたい」という視点で副業を選ぶと、派遣の仕事にも相乗効果が生まれます。

副業でできるようになったことは、職務経歴書にも書きやすい実績になります。

まとめ:副業は「実績作りの場」として使える

派遣で働きながら副業でスキルを磨くことは、収入を増やすだけでなく、キャリアの選択肢を広げることにつながります。

最初は実績がなくて難しいと感じることもありますが、価格設定の工夫やポートフォリオの活用で、少しずつ案件が取れるようになります。

派遣の仕事を土台にしながら、あせらずこつこつと積み上げていく、というスタンスではじめてみてください。

副業を通じたスキルアップとキャリア全体の戦略については、こちらもあわせてどうぞ。 → 派遣事務のキャリアパスと市場価値の高め方|スキルと経験を武器にする全体戦略

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