この記事では、TOEICの当日の流れについてご説明します。
「試験対策は万全だったのに、当日の様子を知らないまま行ったら予想外のことだらけで失敗した…」
ということがないように、この記事を参考にしていただければと思います。
ちなみに、持ち物の準備と交通手段、何時に家を出るかの計画は、前日のうちに済ませておくと当日がスムーズです。
→【TOEIC 前日】悪あがきしない、825点ホルダーの過ごし方
後半では、300点台から800点以上までスコアを上げた筆者がおすすめする、スコアアップのために、試験が終わったその日のうちにやるべきこともご紹介します。
TOEIC当日 受付から試験開始まで
受付時間は早めに済ませる
TOEICの受付時間は30分間です。
この30分間で、受付と解答用紙の記入を済ませなければなりません。
TOEICは、名前や生年月日などは一斉に記入するのではなく、個々に済ませます。
受付は、会場によっては最初混みますが、大体5分ぐらいしたら空いてきます。
解答用紙の記入箇所が意外と多いので、特に慣れていない方は、早めに受付を済ませてください。
お手洗いに行けるのはこの時間が最後
受付を早く済ませてほしいのにはもう一つ理由があります。
この30分間を過ぎるとお手洗いに行けなくなります。
およそ2時間30分、動けません。
音テストと試験開始の間では行けませんので、心づもりをしっかりしておいてくださいね。
TOEIC当日 試験の説明・音テスト
説明は音声で流れ、問題用紙が配られます。
それから、ここで再度、身分証明書と受験票のチェックがあります。
その後、余分なものは全て机の上から片付ける指示があります。
筆記用具入れも片付けますので、念頭に置いておいてください。
TOEIC当日 試験開始
時間になると突然始まる
音テストから試験開始時間まで、数分空くことがあります。
その間は静かな会場になり、突然リスニングセクションが始まるので、予期していないと結構心臓に悪いです。
時計を見て「あと何分後に始まる」と確認しておくだけで、心の準備ができますよ。
825ホルダーの私流「沈黙時間」の過ごし方
少々余談ですが、開始までの数分間、私は目を閉じて、顔を伏せて待ちます。
理由は、試験時間が長いので、集中力を温存するためです。
そして、頭の中では、自分で決めたリーディングの時間配分を思い出しています。
私のおすすめの時間配分
Part5 12分
Part6 10分
Part7 53分
TOEICのルール
あらかじめ、TOEIC特有のルールをご紹介しますね。
①順番はリスニング→リーディングの順
まずは、Part1の説明と例題から始まります。
Part2以降は説明だけになるので、気をつけてください。
②問題文も英語
リスニング、リーディングとともにすべて英語です。
英検と異なるところです。
③書き込みは一切禁止
何番をマークしたかなどのチェックもできません。
④先読みはできない
リスニング中にリーディングパートを読むことはNGとなっています。
TOEIC当日 試験終了から解散まで
お疲れ様でした。
解答用紙の回収、枚数の点検などがあります。
上記の予定でも15分時間枠が設けられているように、解散までそれなりに待ちますので、そのつもりでいてください。
ちなみに、問題用紙も回収されます。
問題用紙には名前を書きますので、書き込みなの不正は十分に見つかる可能性があります。
それから、スマホの電源もまだ入れてはいけません。
試験会場の外に出てから電源を入れるように指示があります。
TOEIC当日 次の試験に向けてその日のうちにやるべきこと
TOEICは問題と解答が公表されず、自己採点はできません。
なので、自分がどの答えを選んだか覚えても無駄になってしまいます。
その代わり、Part別・分野別に手ごたえを控えておくのがおすすめです。
例(○か×の2択で書きます)
- Part1 ○ Part2×…
- 単語○ 文法×
- 短文× 長文○
- リスニング× リーディング○
この記録と、後日届くテスト結果の詳細と見比べます。
次回の試験までに優先して取り組むべきは、「自分ではできたつもりでいたのに、平均よりできていなかったところ」と、「できたつもりだったが、点数が低かったところ」となります。
TOEIC当日 ほかに気をつけること
開始時間が遅れる場合がある
これは結構頻繁にあります。
ですので、試験後の予定はゆとりを持って組んでください。
TOEIC当日 まとめ
以上、TOEIC当日の流れと、その日のうちにやるべきことでした。
勉強法についてはスコア別にまとめています。
600点未満の方
→【TOEIC勉強法】300点から600点までは単語だけ!覚え方・単語数・勉強時間
700点未満の方
→【3ヶ月で】TOEIC500点から700点へ!勉強法・勉強時間・単語数・教材
800点未満の方
→【TOEIC800点取れない? 】700点からは意外とラク!な勉強法