派遣で更新なし・契約終了になったらどうする?次の仕事探しと手続きの順番を整理
派遣の契約終了が見えてくると、「次の仕事どうするんだろう」と急に落ち着かなくなることがあります。
特に更新なしや契約終了の話が出た直後は、次の仕事が見つかるか、収入はどうなるか、何から手をつければいいかが一気に頭に入ってきますよね。
でも、状況を整理して、順にこなしていけば大丈夫です。
焦る気持ちは自然ですが、順番を整理して動けば、必要以上に追い込まれません。
この記事では、派遣の契約終了後にやることを順番で整理したうえで、次の仕事の探し方や、よくある不安への向き合い方をまとめます。
派遣の契約終了が決まったときにやること
契約終了が見えたとき、いちばん不安になりやすいのはやはり「次の仕事が無事見つかるかどうか」ではないでしょうか。
その不安が大きいと、何を先にやればいいのか分からなくなりやすいです。なので、まずは順番を固定してしまうのがおすすめです。
1. 勤務がいつまでになるのかと収入がどうなるかを確認する
最初に確認したいのは、最終出勤日がいつなのか、次の給料がどこまで入るのかです。
ここが曖昧なままだと、気持ちだけ先に焦ってしまいます。逆にいうと、終了日とお金の見通しが分かるだけでも少し落ち着きます。
有休の残りや、社会保険の切り替え時期もあわせて確認しておくと後がラクです。
2. 失業保険の対象になりそうかを確認しておく
次に、雇用保険に入っていたかなど、失業保険の対象になりそうかをざっくり確認しておきます。
この段階ではこと細かに準備する必要はありません。
仮に次の仕事をすぐはじめなかったとしても、失業保険の対象になりそうか、どんな手続きが必要かを、まず予習するイメージです。
このあたりの見通しが立っていると、余計な不安をかかえずに済みます。
詳しい説明は記事の後半をご覧ください。
3. 派遣会社に次の仕事を探したいと伝える
次の仕事を考えているなら、派遣会社には早めに伝えておいた方がよいです。
「更新しないと言ったら紹介されにくくなるのでは」と不安になる人もいますが、そんなことはありません。
派遣会社の方から聞かれることもあると思いますが、自分からも「次も派遣で探したい」「この条件なら見たい」と共有しておく方が積極性も伝わりよいと思います。
4. 希望条件に優先順位をつけて、探し方を考える
次の仕事を探すためにもうひとつおすすめしたいのが、絶対にゆずれない条件と、少し許容してもいい条件を分けておくことです。
優先順位が整理できている人は、応募数を確保しやすいので決まりやすくなります。
一方で、全部の条件が同じ重さのままだと、応募できる案件がかなり狭くなります。
条件が整理できたら探し始めます。
実際にどういう探し方がよいか、次のパートで詳しく見ていきます。
次の仕事を探すときの選択肢は3つ
契約終了後の探し方は、大きく分けると3つです。どれが正解というより、今の状況に合うものを選ぶイメージです。
今の派遣会社で別の仕事を探す
もし今の派遣会社がやりやすかったなら、まずはその会社で探すのがおすすめです。
登録情報や職歴がすでに共有されているので、話が早いですし、空白期間も作りにくいです。
ただし、求人は結局のところ双方の条件が合わないと決まりません。今の派遣会社で主に探しながら、他の派遣会社にも登録しておきましょう。
派遣会社を変えて探す
今の派遣会社と雰囲気が合わなかった場合は、派遣会社を変えるのも普通の選択肢です。
担当者との相性、紹介される求人の傾向、在宅案件の多さなどは、派遣会社ごとにかなり差があります。
複数登録の考え方や派遣会社選び自体を見直したい場合は、おすすめ派遣会社ランキング|20社比較して分かった本当に使える3社もあわせて参考になります。
この機会に正社員など別の働き方も考える
契約終了をきっかけに、「このままずっと派遣でいいのかな」と考える人もいます。
更新のたびに不安になりやすい、人によって扱いの差がきつい、月収の波がしんどい。そういう悩みが強いなら、派遣以外の働き方も候補に入れていいと思います。
派遣から正社員を目指す場合の現実や突破策は、派遣から正社員になるのが難しい理由は?現実と突破策を経験ベースで整理で詳しくまとめています。
今回の派遣先でしんどかったことがあればまとめておく
特に、何かしんどいことがあって自分で更新しないと決めた場合は、次に進む前に一度整理しておきたいポイントです。
次の仕事を見つけることは大事ですが、急いで決めることだけを優先すると、また似たしんどさを繰り返すことがあります。
だからこそ、今回の契約終了をきっかけに「前の環境で何がきつかったか」も一度整理しておくのがおすすめです。
とにかく収入が大切なのか、条件を立て直したいのか
たとえば、いちばんつらかったのが収入面なら、まずは空白を空けずに働けることや、必要な時給と勤務日数を優先して考える方が現実的です。
一方で、通勤やテレワークの有無、電話対応、職場の雰囲気のように、働く環境のしんどさが大きかったなら、多少時間がかかっても条件を見直した方が良いと思います。
職場の雰囲気は人によって合う合わないがありますが、自分が苦手な空気の職場だとかなり消耗します。
次の仕事が見つかるか不安で、急いで決めたくなるかもしれませんが、同じしんどさを経験しないように、できるだけ細かく分析しておいた方がよいと思います。
派遣を続けるか、別の働き方も含めて見直すか迷っている場合は、まずこちらで全体像を整理してみてください。
終了が急に決まったときは、失業保険の手続きはどうする?
終了が急に決まると、まずは気持ちの整理で手いっぱいになりやすいです。
ただ、そんなときこそ、もしもに備えて失業保険の手続きも頭の片隅に置いておくと安心です。
実際に対象になるかどうかは個別条件にもよりますが、必要になりそうな書類や流れを早めに確認しておくだけでも、あとで慌てにくいです。
離職理由の整理と離職票の取得方法の確認
失業保険を考えるときは、まず自分の離職理由がどう扱われそうかを整理しておくとよいと思います。
なぜなら、離職理由によって基本手当の支給開始までの流れが変わるからです。
自己都合退職より、倒産・解雇などの会社都合退職や、一定の特定理由離職者に当たる場合は、給付される時期(早さ)が異なるからです。
このあたりは自分の感覚だけで判断せず、離職票の離職理由がどうなる見込みかも含めて、派遣会社に早めに確認しておきましょう。
受給資格があるかの確認
次に、そもそも失業保険の受給資格に当てはまりそうかを確認します。
基本手当は、原則として離職前2年間に被保険者期間が通算12か月以上あることが必要です。
ただし、倒産や解雇のほか、期間満了で更新されなかった場合など一定のケースでは、離職前1年間に通算6か月以上が基準になることがあります。
さらに、受給には「働く意思と能力があり、求職活動をしていること」も前提です。少し休みたい気持ちが強い時期なら、その点も含めて整理しておいた方があとで混乱しにくいです。
まずは派遣会社とハローワークに確認を
ここまでで整理したように、まずは派遣会社に離職理由と離職票の申請方法を確認してください。
そして失業保険の受給資格や必要書類などは、ハローワークで確認しましょう。
失業保険は個別事情で扱いが変わることもあるので、「たぶん大丈夫」と自己判断するより、公式情報を見ながら管轄のハローワークに問い合わせた方が確実で安心です。
公式情報については、まずこのページを見ると概要がつかめると思います→雇用保険手続きのご案内(ハローワークインターネットサービス)
派遣で更新なしになったあと、次の仕事はすぐ見つかる?
これはかなり気になるところだと思いますが、条件を整理して応募数を確保できれば、比較的早く見つかると思います。
すぐ見つかる人とそうでない人との違いは、能力そのものより、条件整理と応募数の出し方だと思います。
比較的決まりやすいのは、希望条件の優先順位がはっきりしている人
優先希望は持ちつつも、そこから少し範囲を広げながら応募している人は、やはり決まりやすい印象があります。
絶対に譲れないところと、許容してもいいところが整理できていると、応募できる案件数が増えるからです。
条件にこだわりすぎるより、一定数応募できる状態を作る方が大事
やはりとにかくたくさん応募している人は強いです。
そのためにも希望条件の優先順位をつけることが大事です。
こだわりが多いままだとそもそもの応募数が少なくなりすぎて、物理的にマッチする確率が下がってしまいます。
更新しなかったからといって、次の仕事がなくなるわけではない
ある程度長くはたらいて、特に揉めることもなく、単純に更新しない道を選んだ場合、「次はもう紹介しません」とはなりません。
特に派遣先からも評価の高い人なら、派遣会社側も引き続き次の就業につなげたいはずです。
次も探していることを積極的にアピールしましょう。
まとめ:派遣の契約終了は、次の働き方を立て直すきっかけにもなる
契約終了と聞くと、それだけでかなり不安になると思います。
でも、契約終了=人生が詰んだという話ではありません。むしろ新しい環境では、これまでになかった経験ができるかもしれません。
すぐに次の仕事が決まらないと焦るかもしれませんが、そんなときは各派遣会社の求人数を見てみてください。何千、何万とあることも珍しくありません。
つまり、何かしら仕事は見つかるはずです。だからこそ、必要以上に自分を追い込まず、少しだけ新しい環境を楽しむ気持ちも持てるといいと思います。
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