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【MOS Excel エキスパート 落ちた!】考えられる原因と対策

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MOS Excel エキスパート試験に挑戦したけど、残念ながら合格に届かなかったという経験は、多くの受験者にとって共通の悩みかもしれません。

でも、あきらめるなんてもったいない!!
この記事では、MOS Excel エキスパート試験で不合格になるあらゆる原因を書き出しました。

具体的な対策も詳しく解説します。
有益な情報が満載ですので最後までご覧ください!

【MOS Excel エキスパート】 試験の範囲

まずは、ざっと範囲をおさらいします。

Excel 2019(上級)の出題範囲

ブックのオプションと設定の管理
  • ブックを管理する
  • 共同作業のためにブックを準備する
  • 言語オプションを使用する、設定する
データの管理、書式設定
  • 既存のデータを使用してセルに入力する
  • データに表示形式や入力規則を適用する
  • 詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
高度な機能を使用した数式およびマクロの作成
  • 関数で論理演算を行う
  • 関数を使用してデータを検索する
  • 高度な日付と時刻の関数を使用する
  • データ分析を行う
  • 数式のトラブルシューティングを行う
  • 簡単なマクロを作成する、変更する
高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理
  • 高度な機能を使用したグラフを作成する、変更する
  • ピボットテーブルを作成する、変更する
  • ピボットグラフを作成する、変更する

ピボットテーブルなどのデータ分析・条件付き書式や入力規則の設定・簡単なマクロの作成や編集など、Excelでの高度な機能を理解している、というレベルです。

【MOS Excel エキスパート】 合格点と合格率

合格点は大体700点のことが多い

合格点は公式に公開されていません。

科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。
合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。また、試験終了後にお渡しする試験結果レポートにも合格点が記載してあります。

公式ページより

ですが、大体700点以上が合格となることが多いようです。

合格率は約60%といわれている

MOSの合格率は公式に発表されていません。
そのため正確にはわかりませんが、上級レベル(エキスパート)の合格率は約60%といわれています。

半数以上が合格しています。
めちゃめちゃ簡単というわけではありませんが、決して合格なんて雲の上…なんていう試験ではありません。

きちんと対策すれば、受かるはずなのです。

【MOS Excel エキスパート】 落ちた原因

では、いよいよ落ちてしまった原因を掘り下げていきましょう。

参考書がよくなかった

まずは参考書です。

参考書には、知識を教える「教科書タイプ」と、問題を解くことが中心となる「実践タイプ」があります。
(両者をあわせたハイブリッド型もあります)

資格試験の勉強には、どんどん問題を解いて実戦感を養うことが大切です。
つまり、「実践タイプ」の参考書を選んだ方が確実に成果を出しやすいんです。

しかし、そんなことを知らなければ、「教科書タイプ」を選びがちなんです。

「教科書タイプ」は知識の補足として使用するのに適しています。

けん
けん
たとえるなら辞書のように、わからないところを引いて調べるイメージです!

ですが、これだけで資格試験に挑んでしまうと、必要な実践力が足らず、失敗してしますケースがあります。

パソコンを使って勉強しなかった

MOSはパソコンを使って受験するので、勉強の段階からパソコンを使用した方が良いです。

最初から完璧に理解しようとし過ぎて勉強がはかどらなかった

「目の前に出てきた問題をしっかりと理解してからでないと次へ進めない…」

「理解するまでにものすごい時間がかかった…」

「なのに別の新しいことを覚えているうちに、せっかく前に理解したこと全部忘れた…」

「挙句、試験日には最初にやった方なんて全部忘れてた…」

こんなことにななっていなかったでしょうか?
私は何度もこれで失敗しました。

でも実は、最初はあまりわからないままでもとにかく進めて、何度も繰り返す方が理解が早いんですよね。

模擬試験をやらなかった

模擬試験をやらないと、実際の試験でどんな問題が出題されるか分からないまま挑むことになります。

また自分の弱点が見えてくるので、重点的に取り組まなければいけない部分もわかります。

模擬試験は少し面倒なので、つい飛ばしたくなりがちなのですが、これが合否の明暗をわけることも大いにあります。

模擬試験はやってみたが、時間を計らなかった

それから、時間を計ることも大事です。MOSも時間制限があります。

結果、内容は理解しているのに問題を解くスピードが身につかず間に合わなかったという、非常にもったいないケースになってしまいます。

試験日が延期できるのを知らなかった

MOSを臨時試験で受験する場合は、試験日の延期が可能です。
(何日前まで延期できるかなど、詳細は会場によって異なる)

勉強が間に合っていなければ、試験日を延期すれば良いのですが、知らずにそのまま受験してしまった方もいらっしゃるのではないかと思います。

会場の空気にのまれて実力を発揮できなかった

試験会場は独特の雰囲気が漂っていますよ。

特にMOSの場合、個々がパーテーションで囲まれ、周りの様子は見えません。
そんな中、カタカタ…カチカチ…と、パソコンを操作する音だけが鳴り響きます。

けん
けん
知らないとちょっとドギマギする空間です…

また、会場の空気だけでなくパソコン環境の違いにもとまどいます。
普段使っているものと画面のサイズが異なると、当然見え方も変わります。

そうこうしているうちに早く終わった人がどんどん退室し、焦りだけが増すばかり…。

このように、何かに「あれ?」と思ってしまうと、試験が終わるまでずっと焦ってしまいます。
そんな状態では実力が発揮できません。

見直しをしなかった

前述のように、試験会場は雰囲気が独特ですし、ご自身の気持ちも少なからず合否を意識しています。

ですので、試験当日はいつもと少し違う精神状態にあります。
そんなときは、普段では絶対にやらないようなミスも起こります。

1回通り見直しをするだけでもミスを軽減できるので、何もせずに試験を終えてしまうのは非常に勿体ないんです。

【MOS Excel エキスパート】 合格に向けての対策

では、具体的にどんな対策をすれば良いのでしょうか?
ここからのノウハウは自信をもっておすすめしますので、是非じっくりご覧ください。

参考書は「実践タイプ」にする

繰り返しになりますが、教科書タイプと実践タイプとあります。絶対実践タイプがよいです。

それもできれば模擬試験集にして、5回分以上入っているものが望ましいです。

解説が詳しければなおよしです。
おすすめの参考書はあとでご紹介します!

実践タイプの参考書を使うことで、実際の試験に近い状況で勉強ができます。
これが合格への近道です!

パソコンを使って勉強する

前述の通り、MOSはパソコンを使って受験します。

本番と同じ環境で練習しておくことが、合格へのカギとなります。

パソコンを用意できない場合は、別の資格の受験を検討した方がいいというくらい、勉強の段階からパソコンを使用した方が良いです。

最初は先に答えを見て真似する

具体的な勉強方法です。

最初は理解なんてひとつもしなくて良いです。ただ、答えのとおりに手を動かします。

その代わり、繰り返します。

これを2周、3周と繰り返しているうちに、なぜか不思議と少しずつ理解が深まっていきます。

大事なことなのでもう一度お伝えしますが、1ミリも理解せず、ただ真似するだけで良いです。

けん
けん
真似するだけならラクですよね!
こうすると格段にハードルも下がるので、勉強に対するモチベーションも保てます!

模擬試験は絶対にやる

これも繰り返しになりますが、模擬試験をやることで、試験の雰囲気に慣れたり自分の弱点を把握できたりします。

後述しますが、試験日の延期する可能性を見据えて、延期が可能な期日までに一度は模擬試験をやってみてください。

本番に向けての自信にもつながります。

模擬試験は絶対時間計る

補足的な解説になりますが、模擬試験に取り組む際、はじめのうちは時間を計らなくても大丈夫です。

けん
けん
合格するその日まで、モチベーションを落とさないためです!

ある程度自力でサクサク正解できるようになってきてから、時間を計ってみてください。

ただし、期日までに一度しか模擬試験ができない場合は、最初から時間を計り、受験の可否を判断してください。

試験日を延期する

臨時試験は試験日の延期ができます。

延期すれば絶対に落ちません。

延期するかどうかの判断は、模擬試験の成果で決めます。

前述のとおり、大体700点がボーダーです。
少なくとも模擬試験で700点を超えていなければ、延期すればOKです。

ちなみに延期は何度でもできます。
できれば900点以上取れるようになってから受験するのが望ましいです。

当日の試験の流れを把握する

会場の雰囲気、当日の流れ、パソコンの環境…など、事前に知っておくことで余計な焦りを起こすことはありません。

こちらの記事に試験当日の様子をまとめました。
細かく書きましたので、是非あわせてご覧ください。

余裕を持って、実力を存分に発揮してください!

見直しは必ずする!

見直しは、やはり試験の基本だと思います。
本番では想定外のミスが起こると思っていた方が無難です。

そんなこと言っても、雰囲気的に他のみんなは見直しもせずさっさと帰っている気がする…

はい。実際に見直しをしている人の方が少ないと思います(主観ですが)

さらに、残念ながら、会場によっては試験管が「まだやってるの?!」みたいなオーラを出してくるところも…。

でも、堂々と残ってください。
最後まで残ると決めて受験するぞくらいの強い意志をもって試験にのぞむと良いと思います!

見直しは試験の最後の砦です。
時間が許す限り、見直しをして確実な合格を目指しましょう。

【MOS Excel エキスパート】 独学も可能?

もしかしたら、独学で挑んだのが原因だったかも?と考えてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

私は断言します。独学でも合格できます。

スクールを否定するわけではありません。メリットも知っています。
でも、予定を合わせるのが大変ですし、何より高額ですよね。

できればあまりお金をかけたくない、でも絶対に合格したいという方もあきらめないでください。

このあとご紹介する手順どおりに進めていただければ絶対に独学でも大丈夫です。

すべて解決してくれる問題集は「よくわかるマスター」がこちら


この参考書のシリーズはとても良くて、私はMOS以外の資格の受験にも活用しています。

この参考書の魅力

  • 圧倒的な模擬試験+過去問の数
  • パソコンで勉強できるソフトがついている
  • 問題の解説だけでなく、用語などの説明も教科書タイプ並みに充実している

これ1冊で十分です。

超・超・超おすすめの参考書です。

この本の使い方

エキスパート向けのノウハウ記事は準備中ですが、基本的な使い方はスペシャリストと同じです。

ポイントは、意味がわからなくても手を動かす、まずはこれを3回繰り返すです!

文章の意味がわからなければ手も動かせないのでは?

安心してください。動画があるんです!
極論、まずはぼーっとしながらで良いので、動画を真似して手を動かしてください。

進度は3週間を超えるかもしれませんし、超えないかもしれません。なぜなら深度は1日に取り組める時間と、模擬試験の得点率によって変わるからです。

【MOS Excel エキスパート 落ちた!】考えられる原因と対策 まとめ

いかがでしたか?

考えられる原因はすべて抽出したつもりです。
またその対策も、入念に解説いたしました。

次は絶対に合格してください!