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【2025年版】MOS試験の種類・合格点・難易度まとめ|まずはExcel×この1冊がおすすめです

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こちらではMOS試験でスキルアップを目指す方へ、試験の全体像をわかりやすく解説します。この記事で、試験選びの不安が解消されるはずです。ぜひお役立てください。
結論(最短で迷わないために):
はじめての方はExcelからの受験がおすすめです。学習は「この1冊」に沿って 2周+模試2回 を目安に進めると、短期間で合格圏に近づけます。

【MOS試験】まずは早見表(科目・バージョン・レベル)

項目 内容
科目 Word / Excel / PowerPoint / Access / Outlook
バージョン 2016 / 2019 / 365(受験環境に合わせて選びます)
レベル 一般レベル / 上級レベル(エキスパート) ※科目によっては一般のみ

【MOS試験】 科目・バージョン・レベル

科目は5種類です

[Word][Excel][PowerPoint][Access][Outlook]の5つがあります。

バージョンは主に 2016 / 2019 / 365 です

受験するPCや会場の案内に合わせて選びます。ご自身のPCのバージョンと合わせるのが基本です。

レベルは2種類です

[一般レベル]と[上級レベル(エキスパート)]の2種類です。科目によっては一般レベルのみになります。

【MOS試験】 合格率と難易度

合格率は公表されていません

MOSの合格率は公式に発表されていません。一般には、一般レベルは約80%上級(エキスパート)は約60%と言われています(参考:資格のキャリカレ)。

資格の中では比較的やさしめです

合格率の高さから、比較的取り組みやすい試験といえます。しっかり対策すれば十分に合格できます。

【MOS試験】 合格点

通常は700点がボーダーとされます

合格点は公式には公開されていません。

科目ごとの合格点は公開しておりませんが、1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります(科目によってはこの範囲に当てはまらないものもあります)。合格点は試験問題の更新などにより変動することがあります。
合格点は試験終了後にパソコン画面に表示されます。また、試験終了後にお渡しする試験結果レポートにも合格点が記載してあります。

公式ページより

実務上は、700点以上をひとつの目安にしてください。

模擬試験で 700 点取れるかを基準にします

この 700 点を試験日延期の判断材料に使うのがおすすめです。MOSは臨時試験なら直前まで延期可能な会場があります。模擬試験がギリギリなら、日程を延ばして完成度を高めましょう(詳細は受験会場により異なります)。

ISAで申し込む場合の詳細はこちら:

【MOS試験】 とりあえずどれか資格がほしいときは?

まずは Excel をおすすめします

Excel は実務でのニーズが高く、評価されやすい科目です。「この1冊」のカリキュラムに沿えば、短期間で合格圏に入れます。独学の入口としても最適です。

PowerPoint や Word は優先度を下げてもOKです

PowerPoint(および一部のWord)は、操作に加えてデザイン/レイアウトの素養も関わります。まずはExcelで基礎的な業務スキルを証明するのが近道です。

Excel は取得済みで、もう一つ狙うなら Access がおすすめです

Access を扱える人材は少なく、案件ニーズもあります。Excel 学習が楽しいと感じた方は、クエリ作成をひとつの目安に挑戦してみてください。

【MOS試験】 出題範囲(Excel)

まずはおすすめの Excel について、原則として以下の範囲から出題されます。

Excel:一般レベル

数式や基本的な関数の作成、セルの書式設定、グラフ作成など、Excelでの基本操作が対象です。

Excel 2019(一般)の出題範囲

ワークシートやブックの管理
  • ブックにデータをインポートする
  • ブック内を移動する
  • ワークシートやブックの書式を設定する
  • オプションと表示をカスタマイズする
  • 共同作業のためにコンテンツを設定する
セルやセル範囲のデータの管理
  • シートのデータを操作する
  • セルやセル範囲の書式を設定する
  • 名前付き範囲を定義する、参照する
  • データを視覚的にまとめる
テーブルとテーブルのデータの管理
  • テーブルを作成する、書式設定する
  • テーブルを変更する
  • テーブルのデータをフィルターする、並べ替える
数式や関数を使用した演算の実行
  • 参照を追加する
  • データを計算する、加工する
  • 文字列を変更する、書式設定する
グラフの管理
  • グラフを作成する
  • グラフを変更する
  • グラフを書式設定する

Excel:上級レベル

ピボットテーブルなどのデータ分析、条件付き書式や入力規則の設定、マクロの作成・編集など、Excel の高度な機能が対象です。

Excel 2019(上級)の出題範囲

ブックのオプションと設定の管理
  • ブックを管理する
  • 共同作業のためにブックを準備する
  • 言語オプションを使用する、設定する
データの管理、書式設定
  • 既存のデータを使用してセルに入力する
  • データに表示形式や入力規則を適用する
  • 詳細な条件付き書式やフィルターを適用する
高度な機能を使用した数式およびマクロの作成
  • 関数で論理演算を行う
  • 関数を使用してデータを検索する
  • 高度な日付と時刻の関数を使用する
  • データ分析を行う
  • 数式のトラブルシューティングを行う
  • 簡単なマクロを作成する、変更する
高度な機能を使用したグラフやテーブルの管理
  • 高度な機能を使用したグラフを作成する、変更する
  • ピボットテーブルを作成する、変更する
  • ピボットグラフを作成する、変更する

いきなり上級から受けても大丈夫?

大丈夫です。一般レベルを取得していなくても上級レベルは受験可能です。Excel では出題関数の関連が薄い箇所もあるため、人によっては上級のほうが相性がよい場合もあります。

Word・PowerPoint・Access・Outlookの範囲

リンクより詳細をご覧ください。

Word 一般レベル

文字サイズやフォント変更、表の作成・編集、作成文書の印刷など、Word の基本スキルについて問われます。

Word 2019

Word 上級(エキスパート)レベル

上級では、スタイル機能や目次・牽引作成、データの取り込みなど高度な機能が対象です。

Word 2019 エキスパート

PowerPoint 一般レベル

一般レベルのみです。プレゼンテーション管理、スライド管理、テキストや図・画像の挿入と書式設定、表やグラフなど、幅広い機能が対象です。

PowerPoint 2019

Access 上級(エキスパート)レベル

2019 以降は上級レベルのみです。データベースの管理、テーブルやクエリの作成・変更、レイアウトビューの使用などが対象です。

Access 2019 エキスパート

Outlook 一般レベル

一般レベルのみです。環境設定、メッセージ/スケジュール管理、連絡先・グループの管理などが対象です。

Outlook 2019

2016 以前の合格証を持っています。更新すべきですか?

就職を有利に進めたい場合

実務経験がない場合は更新をおすすめします。現在 2016 以前を業務で使う企業は少なく、最新版に近いバージョンの証明が求められがちです。実務経験があれば、むしろその経験が評価されます。

スキルアップの手段として

資格学習は範囲を網羅できるメリットがあります。受験料が高額なため、まずは参考書で学び、必要に応じて受験する流れが現実的です。

独学でも取得は可能ですか?

可能です!実際に私は MOS Excel を独学で学び、3 週間で合格しました。具体的な勉強方法はこちらをご覧ください。

資格を取得するメリットは?

就職・転職でのアピール、業務効率の向上、自己学習の指針づくりなど、多くのメリットがあります。

まとめ|最短ルートは Excel × この1冊

  • 科目・バージョン・レベルは用途と受験環境に合わせて選びます。
  • 合格点は非公開ですが、700 点を基準に学習を進めます。
  • まずは Excel から着手し、2周+模試2回で仕上げます。

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