派遣の仕事探しで「資格は何を取っておくといいですか?」という話になると、いつも同じ答えを返しています。

まず取るべきはMOS Excelです。

採用の場面で有利になるだけでなく、入ってからの「あ、これわかる」という感覚が、実は一番大事だったりします。

派遣社員におすすめの資格、結論はMOS Excel

派遣の仕事では、業種や職種を問わずExcelを使う場面がほぼ必ずあります。

ところが求人票に「Excel使用」と書いてあっても、どのレベルを求めているかは曖昧なことがほとんどです。

採用担当者の視点で考えると、スキルが可視化されているかどうかは大きな違いです。

MOS Excelの資格があれば「最低限ここまでは使える」と伝わります。

特に事務職やデータ入力、営業サポートなど、競合候補が多いポジションほど、この一枚の差が効いてきます。

なぜMOS Excelが「入ってからも」効くのか

ここでは実際に派遣社員として働いてみてわかったことを書きます。

MOS Excelを取って一番よかったのは、「こういう関数がある」という地図が頭に入ったことです。

職場で知らない操作が出てきたとき、勉強したことのない人は「どう調べればいいかもわからない」という状態になりがちです。

でもMOSの勉強をしていると、「こういう処理ができる関数があったはずだ」と予測を立てて調べられるようになります。

もっというと、MOSの範囲に含まれていない関数でも「あの関数と似た仕組みのものがあるはずだ」と、これまで使ったことのない関数でも見当がつくようになります。

仮説をもとに調べた結果、ぴったりな関数を使うことに成功し、自分や周りの手作業をまとめて減らせることもあります。

この差は思っているより大きいです。

一般とエキスパート、どちらから取る?

資格名 向いている人 現場でのイメージ 学習の始め方
MOS Excel(一般) まず一枚持っておきたい/基礎を証明したい 基本操作・書式・簡単な関数・表やグラフを一通り扱える 無料練習サイトの使い方から始めるのが最短
MOS Excel(Expert) Excelをメインで使う職場を狙いたい/一般取得後のステップアップ 関数活用・データ整理・集計・効率化まで対応できる 一般取得後に再挑戦プラン(7日)を参考に

まずは一般から取得して、必要に応じてエキスパートを目指すという順番が現実的です。

知っていると有利なVLOOKUP関数

実務でよく使うVLOOKUPはMOS一般の試験範囲に含まれていませんが、職場によっては「できて当たり前」の雰囲気で話が進むことがあります。

一般を取得したあとにVLOOKUPだけでも習得しておくと、かなりの場面で困らなくなります。

新しい職場に入ると、最初の数ヶ月は誰でも余裕がなくなります

仕事の流れも人間関係もまだわからない中で、スキル不足まで重なるとメンタルへの負荷が一気に上がります。

一緒に働いてきた派遣仲間を見ていて感じるのは、その最初の時期を乗り越えられるかどうかが、長く続けられるかを大きく左右しているということです。

根性や運の問題ではなく、「ここはできる」という土台があるかどうかの差だと思っています。

MOS Excelはその土台の大きな一つになります。

MOS Excel以外のおすすめ資格3選

職種や目指す方向によって、MOSの次に取る資格は変わります。参考として3つ紹介します。

TOEIC

英語を使う職場や外資系を視野に入れているなら、TOEICのスコアは採用の入口として機能します。

ただし注意点があります。
TOEICのスコアと実務での英語力は、思っているより乖離があります。

スコアが高くても、ネイティブが飛び交う会議や海外とのやりとりに対応できるかは別の話です。

「英語が使える職場に入りたい」という場合は、応募前に職場の英語レベルを具体的に確認することをおすすめします。

ITパスポート

IT系の知識を幅広く証明できる国家資格です。

事務職でもIT・DX関連の業務が増えているため、「デジタルリテラシーがある」という証明として持っておいて損はありません。

範囲は広いですが、独学でも対応できます。

日商簿記

経理・財務・管理部門の仕事を目指すなら3級から始めるのが王道です。

数字や予算管理、経費精算を扱う職場での即戦力として評価されやすく、派遣でも時給に反映されやすい資格のひとつです。

派遣で働きながら資格を取る3つのコツ

受験日から逆算しない

「〇月に試験を受ける」と先に決めると、間に合わなかったときに挫折しやすくなります。

範囲全体を網羅するのにかかる時間と、1日に使える勉強時間から受験日を決める方が続けやすいです。

まず全体を3周する

答えを見ながらでも構わないので、まずは全範囲を3周してください。
(むしろ最初は答えを見ながら着手ことをおすすめします)

細部の暗記より「どんな内容か」の地図を先に作る方が、結果として定着が速くなります。

時間を「予約」する

スケジュール帳に書くだけでは流れがちです。

コワーキングスペースや図書館を時間単位で予約するなど、物理的にその時間を確保する仕組みを作ると継続しやすくなります。

大手派遣会社に登録するとスキルアップの機会も増える

大手派遣会社はEラーニングが充実していて、登録するだけでビジネスやExcelの講座が使えます。

資格勉強の完全な代わりにはなりませんが、「知らなかった」と思う発見が結構あります。

求人数も多いので、スキルを上げながらよい就業先も探せます。
おすすめ派遣会社3社を比較する

まとめ:最初に「わかる」をたくさん持っていると、働き方が変わる

どこの職場でも新しく習うことは必ずあります。それだけで大変です。
だから、少しでも事前に土台をかためておけば、その分自分のゆとりに直結します。

その土台づくりに大きく貢献できるのが、MOS Excelです。

採用に有利になるのはもちろんですが、入ってからの余裕の違いは、思っているより大きく出ます。

まずひとつ大きな土台を作っておくことをおすすめします。

けん
けん
少し余談ですが、土台がある=余裕があれば「自分で色々調べる」こころのゆとりも持てます。
派遣の仕事で長く充実して続けられる人を見ていると、スキルの高さも大事ですが、それと同じくらいに「わからないことをわからないままにしない力」がある人が多いと思います!いつか思い出してください。
独学で進めるのが不安な方には、合格率97.3%・最短2週間のハローパソコン教室がおすすめです。
ハローパソコン教室で「最短合格」を目指す

 

登録する派遣会社を見直したい方はこちら。
おすすめ派遣会社3社を比較する