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派遣社員の態度でかい!その特徴と改善させる方法

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「派遣社員の態度が大きい」という声を聞いたことがある方は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

正社員の方ならまさにそう感じた方もいらっしゃるかもしれません。

私は正社員を10年以上経験しているので、社員側の気持ちがわかります。
また、今は派遣社員なので、派遣社員側の気持ちもわかります。

この記事では、両者の視点で、態度の大きな派遣社員の特徴、態度が大きい派遣社員がいるとどんな影響があるのか、派遣社員の態度は改善なのか?などという疑問について紐解いていきます。

態度が大きな派遣社員の特徴

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まずは態度が大きいと感じられる派遣社員の特徴を見ていきます。

挨拶をしない

態度の悪い派遣社員の1番目に付くのが、まわりの人に挨拶をしないということです。

「おはよう」と声をかけても、態度の悪い派遣社員は無視したり軽く会釈する程度で、積極的にコミュニケーションをとろうとしないというのは、態度が悪いというように映ってしまいます。

そのような悪い態度を取られてしまえば、そのような人とは一緒に仕事をしたくないと思われてしまっても無理がありません。態度の悪い派遣社員とまわりから見られないために気をつけましょう。

けん
けん
社内の士気が下がってしまいますね。

会社の雰囲気にも悪影響が出てしまいます。
やはり、同じ職場で働くものどうし気持ちよく挨拶を交わして仕事をしたいものです。

また、挨拶をしないといった態度が態度が身内に対するものだけであれば、まだ見過ごすことはできますが、クライアントなどのお客様に対しても同じような態度だと、さすがに見過ごすことはできません。

そのようなことがきっかけで「あの態度の悪いやつは何だ」と上司がクライアントから怒られるということも考えられます。
派遣社員の方は、態度の悪い派遣社員と思われないように注意しましょう。

正社員を敵視している

態度の悪い派遣社員は正社員を敵視して、ことあるごとに問題を起こしてくる派遣社員というのも存在するようです。

同じ派遣社員のミスならば何も言わないのに、正社員が何かミスをしたときだけ「ここ間違ってますよ」と、全員に聞こえるほど大きな声で指摘したりと、だいぶ意地悪な行動を取る場合もあるようです。

このような派遣社員は、態度が悪いと思われてしまいます。

けん
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派遣社員同士でしか話をしない傾向にある派遣社員は要注意です。

まわりから態度の悪い派遣社員と言われてしまうような派遣社員は、普段から派遣社員としか会話をしない場合が多いようです。

仕事のことも、派遣社員だけで情報を囲い込み、正社員がミスをするようにわざと情報を渡さないということもあるようです。同じ職場の人間ですから、正社員も派遣社員も関係なく仲良くしたいところですが、実際にはそうはいかないようです。

勤務態度が不真面目

ときどき「自分は派遣社員だから」と言って、必要な仕事をしないという派遣社員がいます。

どこまでの業務を派遣社員が担当するのかは、契約に明記されています。
ですので、逆にこれ以上は派遣社員にはできないという部分もあります。

ただ、中にはこのとこを都合よくとらえすぎている派遣社員がいるのも事実です。

けん
けん
「自分はハケンだから~」ってよく聞きますね…。

業務に”一切の”責任を負いたくないという気持ちが強く、このような思考になるようです。

欠勤・遅刻が多い

欠勤が続いてしまうとそれだけで勤務態度が悪いという印象を持たれてしまう可能性があります。
派遣社員 欠勤が多いとどうなる?

また、遅刻をしてしまったときの対応がよくない派遣社員もいます。
到着した際、上席の社員にひと言あやまりに行かない人います。割といます。

特に、電車の遅延による遅刻の場合は「自分は悪くない」の気持ちがまさるようです。
会社全体の人が遅れているならまだしも、同じ路線を使ってもごく一部の人だけしか遅れていないときは、本人にも改善の余地があったはずです。

まず、電車は遅延するものと思って、日頃から早めの電車に乗るとかできます。
ですので、「自分は悪くない」ということはないのです。

でも謝らない人がいるのですよね…。

態度の悪い派遣社員でも簡単にクビにはならない?!

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あの派遣社員、態度悪いから辞めてほしいのにまだいる…

中にはこういう思いをした経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
では、態度の悪い派遣社員でもすぐに契約が終了にならない理由はあるのでしょうか?

派遣社員のクレームや処分は確認後がいい

派遣社員に明らかに良くない勤務態度やスキル不足、大きな損失を生むミスがあった場合、派遣受け入れ企業は派遣会社へクレームを入れることができます。

ただし、その前に現状を確認する作業が必要です。
なぜならトラブルの原因が職場環境や契約内容にある可能性も考えなくてはいけないからです。

例えば、「派遣社員の遅刻が多い」というクレームなら、契約している就業時間は何時から何時までなのか、労働基準法を超える残業はないかを明確にしておくといったことです。

もし、契約内容と違う就業時間や業務を強いている、法令を超える時間外労働をさせている実態があれば、派遣社員が従う必要はなく、指導や罰則を受けるのは受け入れ企業側です。

派遣会社にきちんと説明するためにも、職場側に問題はないか事前に調査します。

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派遣社員は派遣会社と雇用契約を結んでおり、自社の就業規則に基づく罰則は与えられない、など色々な事情があります。

規則違反が明らかになった上で、派遣会社に報告して、必要に応じて指導や教育、契約の検討をする流れになります。

企業側が派遣会社にクレームを出す前に見るべきポイント

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では 派遣会社にクレームを入れる前に確認しておくべきポイントを具体的に解説していきます。

業務内容が契約内容と合っているか

与えていた業務が契約内容と合っているか確認します。
スキル不足を感じる場合は募集時に示された業務内容とのズレ、社内ルールが守れていない場合は就業規則の記載漏れが背景にあるケースも珍しくありません。

募集要項の行き違いや研修の実施の有無など原因になり得るものを詳しく精査します。

また、賠償問題についてもまずは契約内容を確認する必要があります。
派遣社員によって生じた損害は派遣会社に賠償請求するのが一般的なルールですが、契約内容によっては賠償金額に上限が定められていることがあります。

職場環境に問題はないか

派遣社員に良い働きを求めるのなら十分に能力を発揮できる環境でなければいけません。
職場側に問題があれば、派遣社員を交代しても同じ結果になるでしょう。

教育環境が整ってなければスキル不足になるのは否めず、指揮系統が混乱していれば業務効率も意欲も下がってしまいます。
次のような問題が職場にないか確認し、改善に動くことが大切です。

<派遣まわりでよくある職場問題>

  • 十分な教育環境がない
  • 指揮系統が統一されていない
  • 残業や休日出勤が常態化している
  • 差別やハラスメントなどで人間関係が悪い

労働基準法・労働者派遣法に則っているか

派遣社員に法令基準を超える環境で就業させていた、認められていない業務をさせていた場合は、クレームを受けるのは受け入れ企業側です。

スタッフの扱いや未報告の業務は派遣会社との信頼にも関わります。
指示を出していたとしても現場の実情確認は必須です。

派遣会社にクレームを入れるべき事例

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慎重さが求められる派遣会社へのクレームですが、以下のような事例では交替要請や賠償請求をするのが適切でしょう。

  • 明らかなスキル不足
  • 欠勤や離席が異常に多い
  • 指示に従わない、指示以外のことを自己判断で行う
  • ミスが多すぎる
  • 複数回注意しても改善が見られない
  • 職場の雰囲気を悪くする行いがある
  • 派遣社員による不正や損害が発生した

職場に問題が隠れている疑いがあれば事前確認が必要ですが、明らかに派遣社員本人に問題がある場合は、派遣会社にクレームを入れて対応を促しましょう。

ただし、正当な理由で派遣社員の交替を求めても、すぐに新たな派遣社員にきてもらえるとは限りません。
このように「派遣なんだから交替すればいい」とは簡単に言えないのが実状です。
クレームにならない人材をはじめから確保することが最も大切なのです。

クレームにならない人材を確保する方法

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そもそも、態度が悪いなどということはなく、クレームにならないような人材にきてもらうには、どうすればいいのでしょうか。
派遣社員の募集でミスマッチを避けるためのポイントをご紹介します。

派遣会社へ求める人材を具体的に伝える

募集時は必ず派遣会社とのヒアリングを行い、求めている人材を具体的に伝えるのが一番重要なポイントです。
必要なスキルや就業時間、条件など詳細をすり合わせてミスマッチを防ぎましょう。

受け入れ側で選考はできないので、思い描く人材を確保できるかどうかはヒアリングの丁寧さで決まると言っても過言ではありません。

けん
けん
派遣社員同士で話していると、「聞いてた話と違ってた」という声を聞く事が結構あります。

必ず顔合わをして人材を見極める

職場見学や顔合わせは派遣社員の人柄を見定めるチャンスです。
こんな点を注目するといいでしょう。

  • ビジネスマナーがきちんとしているか
  • 具体的な志望動機があるか
  • 仕事への熱意が見られるか

顔合わせ時は派遣社員と派遣会社の担当者の三者で話すことになります。
その会話の中で身だしなみ、態度、スキルなど業務遂行の能力に問題があれば、派遣会社側も気が付くはずです。

派遣の予算をできるだけ上げる

条件の悪い職場に優秀な人材は集まらないので、良い人材が欲しいならそれなりの予算を割く覚悟を持ちましょう。
また、急いで人材を確保したい場合や条件が悪く応募状況が伸びない場合も、相場より高い給与を求められることがあるので余裕をみておくと安心です。

けん
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私は派遣社員としての時給を1,300円から3,000円まで経験してきましたが、時給の高いところに集まっている同僚の方がビジネスマナーがよく、優秀でした。

職種によって時給の相場は異なりますが、肌感で、優秀さは時給に比例している印象です。

研修体制を充実させる

派遣社員の研修制度や職場環境を整えることも大切です。

即戦力となる人材が多いのが派遣のメリットですが、初めての環境ですぐに能力を発揮できる人は稀です。

引継ぎや研修体制を充実させることでスキル不足が起こるリスクを軽減できるでしょう。

ただし、研修期間を長く設定しすぎるのは逆効果です。
なぜなら、ゆっくり進める感覚が当たり前になってしまうからです。

また、実際現場に出ないと覚えられない部分もたくさんあります。

研修ではある程度のところまでにし、どんどん経験を積んでもらう方が良いでしょう。
研修を短くする分、現場でのフォロー体制を手厚くしてください。

派遣社員が態度がでかいと思われないように工夫できること

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次に、派遣社員の立場から考えてみます。
どうすれば、態度がでかいと思われないのでしょうか。

それは評価を高めることです。

何か違う、働きにくい…と思っても、契約の最後までは高評価を保って。派遣先の社員が態度がでかいと思っているということは、派遣会社の営業担当者にもそう思われている可能性が!そうすると次の仕事もみつけにくくなるよ!

遅刻や欠勤の連絡方法を改善する

遅刻や欠勤の際は、速やかに派遣会社へ連絡しましょう。
電話やメールなど、派遣会社が指定する方法で連絡を行い、欠勤の理由や期間を伝えます。

派遣会社側の営業担当者とも連絡を密に取り、状況を共有することが重要です。

また遅刻の場合、出社の時点で必ず上席に「ご迷惑をおかけしました」と一言お詫びすることも忘れずに。

派遣会社への相談を積極的に行う

派遣会社は派遣社員のサポートを行っており、アドバイスや解決策を提案してくれることがあります。

何かトラブルが発生した場合はもちろんのこと、日頃から積極的に相談しましょう。
遠慮せずに相談することで、問題の解決に繋がることがあります。

積極的に相談を行い、自分にとっても派遣先にとっても良い働き方を見つけましょう。

こちらの記事で紹介している派遣会社は、特にサポート体制が手厚い印象です。
【おすすめの派遣会社は?】登録するなら、まずこの4社!

派遣会社からのアドバイスや回答を活用する

派遣会社からのアドバイスや回答は、派遣社員の働き方改善に役立ちます。

アドバイスを実践し、自分の働き方や態度を改善することで、欠勤が減少し、職場での評価も上がることが期待できます。

就業規則や派遣元企業のルールを理解する

派遣社員として働く上で、就業規則や派遣元企業のルールを理解し、遵守することが重要です。

ルールを守ることで、職場でのトラブルを防ぎ、信頼を築くことができます。

コミュニケーション力を向上させる

職場で円滑な人間関係を築くためには、コミュニケーション力が重要です。
相手の立場や感情を考慮したコミュニケーションを心がけ、職場での人間関係を改善しましょう。

働き方改革と自己管理の重要性

働き方改革が進む中、派遣社員としても自己管理が求められます。

時間管理や健康管理を徹底し、欠勤や遅刻を減らすことで、仕事に対する評価やキャリアアップのチャンスが広がります。

自己管理について、まだ朝活を試したことが無い方は一度取り入れてみるのがおすすめです。

【体験談】早起きが苦手だった私にもできた、朝型生活の始め方

プロ意識を持って働く

派遣社員であっても、プロ意識を持って働くことが重要です。
業務に対する責任感や、派遣先企業への貢献意識を持ち、自分の仕事に誇りを持って取り組みましょう。

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「自分はハケンだから」という言葉を使わなくなるだけで、結構意識が変わります。

プロ意識を持って働くことで、評価が向上し、キャリアアップのチャンスが広がります。

ルールを守る

派遣社員として働く上で、職場のルールやマナーを守ることが重要です。
遅刻や欠勤はもちろん、服装や挨拶など、基本的なマナーを守ることで、職場での信頼を築くことができます。

またコミュニケーションにおいても、相手の立場や感情を考慮した対応を心がけましょう。

スキルアップや経験の積み重ねを心がける

自分が持っているスキルや経験を活かし、更に向上させることで、派遣先企業に貢献できます。
スキルアップや新たな経験を積むことで、派遣社員としての価値を高め、派遣先企業から評価されることが期待できます。

例えば、資格取得や研修を積極的に受けることで、スキルアップが可能です。

記事まとめ スキル・キャリアアップ編

まとめ 本来なら Win – Win の関係になれる

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そもそも派遣社員という制度は、会社側と働き手のニーズがあったからこそ誕生した仕組みです。

ですので、本来なら相互にメリットのある関係が築けるはずです。

【派遣社員はつらい? 】私が考えるメリット5つ、デメリット3つ

ふとしたことで態度がでかいと思われ、その後気まずくなった、はたらきにくくなった、(会社側が)仕事を頼みにくくなったとならないように、日頃から気をつけてみてください。